ワイルドバーニング短期決戦奏功 秋山組大逆転優勝

2014年12月07日 13時49分

宮原(手前)に合体技を決める秋山(左)と大森

 全日本プロレス冬の祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦(6日、大阪・ボディメーカーコロシアム)で“ワイルドバーニング”秋山準、大森隆男が潮﨑豪、宮原健斗組を下して大逆転優勝。自ら返上していた世界タッグ王座ベルトの奪還に成功した。

 この日はまず第5試合で曙、吉江豊組との公式戦を迎えた。勝ち点7の秋山組は8点の曙組になんとしても勝つしかない。しかも10月の世界タッグ王座防衛戦では、苦戦を強いられた因縁の相手だ。

 序盤はやはり体格差に勝る相手チームのペースとなる。体重の乗った吉江と曙の連続ボディープレスで窮地に追い込まれたが、最後は大森がスライディング式のアックスボンバーで吉江をフォール。勝ち点を9に伸ばし、ギリギリ2位にすべりこんだ。

 決勝の相手はリーグ戦1位通過で波に乗るXceedの潮崎、宮原組。公式戦では時間切れドローとなっており、時間無制限の決勝戦で雌雄を決することとなった。

 その反省を踏まえてか、試合開始早々宮原に場外DDTを食らわすなど短期決戦に出る。しかし、若い2人が徐々に挽回。宮原の超滞空ジャーマンで3カウント寸前に追い込まれたが、スライディングニー&アックスボンバーの合体技で劣勢を跳ね返し、最後は秋山の必殺のリストクラッチ式エクスプロイダーが炸裂。秋山が宮原から完璧なフォールを奪った。

 試合後、秋山は「力を合わせて最後の意地を見せられた。体力的には相手チームに負けてたかもしれない。でも、こっちには負けない意地がある」としたたる汗を拭った。

 また、大森はこの優勝で3冠王座、チャンピオンカーニバルを含めグランドスラムを達成した。「今まで平坦な道を歩んできたわけじゃない。這いつくばってきたし、これからもそうなるかもしれない」と大森は鋭い眼光で語り「新しい王道になるよう、俺たちが引っ張る」と、胸を張って堂々の“エース宣言”をした。

 再びベルトを腰に巻いたワイルドバーニング。2015年はこの2人が引っ張っていく。