<ディック東郷のワールドツアー第8戦>心地よいフルタイムドロー

2011年10月13日 13時26分

2011年10月8日。
『EWP レスリングフェスティバル2011』。
2日目はEWPのホームタウン、ハノーファーで行われた。
さすが、地元だけあってチケットは売り切れ、立ち見まで出ていた。
この日は、2試合目でレオン・バン・ガスタレンという選手とシングルマッチ。昨日の敗戦のショックなどない。むしろ、少し強くなった気さえする。ただ、今日は当たって砕けないように、慎重に攻めようと思った。

お客さんの反応を見る限り、人気のある選手のようだ。相手が人気があれば、あるほどヒールとして燃えてくる。しかし、ヒールファイトをするとレフェリーがイエローカードをちらつかせる。意味が分からない。そのまま、ヒールファイトを続けていると今度はレッドカードを出そうとした。さすがにそれを出されたら退場だと察し、スタイルを変える。こんなルールは初めてだ。しかも、事前にルール説明もなかった。かなり戸惑ったが、それなら真っ向勝負だ。ちなみにレオンはレスリングスクールのコーチ。彼としても、教え子の前で負けたくないだろう。
俺も2連敗で終わりたくない。
お互いの意地と意地のぶつかり合いになる。結果、20分フルタイムドローに終わった。
最後は二人とも、リング上で大の字。

帰り際、レオンが「ありがとう」と握手を求めて来た。

今日は気持ち良く眠れそうだ。