IGFは5日、大みそか「INOKI BOM―BA―YE2014」(両国国技館)の追加カードを発表し、“売名王”澤田敦士(31)がGENOMEルールで身長2メートル27センチのモンターニャ・シウバ(37)と対戦することが決まった。

 だが都内のIGF道場で会見した澤田は「えっ? 『ブラジルのシウバ』と聞いてたけど、ヴァンダレイじゃないのかよ!」と怒り心頭だった。ヴァンダレイは大会の立会人として来場し、現役復帰を示唆している。そこで澤田は「モンターニャを倒して何かしらアピールできれば。引退なんて関係ない。長州力は何回引退しているんだって話」と自身の引退騒動をタナに上げ、対戦をアピールしていた。

 モンターニャとは2011年12月4日のいわき大会でタッグ対決し、パンチで両耳の鼓膜を破られた因縁もある。「本当のプロレスを見せる」と気合を入れ直した澤田は「巨人」対策として、鈴川真一に肩車された井野恒広報を相手にイメトレを行った。

 このほか、IGFルールで國奥麒樹真対ラマザン・エセンバエフが決まった。