<ディック東郷のワールドツアー第4戦>ロンドンでも大ブーイング!

2011年09月08日 13時18分

入り口を探していると、気難しい顔をしたおじいさんが出て来て、中に入れと言われる。 そう、この人がオールスターレスリングのプロモーター、ブライアン・ディクソンだった。会場の中に入ると舞台上には、すでにリングが 組まれていた。

「今日は2試合目でジェームス・メイソンと試合 だ。」と、ブライアンが言った。
ジェームス・メイソン・・・? みちのくに参戦した事のある選手じゃないか。メイソンは、イギリスの伝統的なスタイルを守り続けている数少ないレスラーの1 人で、大技を持たず、レスリング重視の試合運 びをするタイプだ。

開場時間まで時間もないので、リングチェック をし、控え室へと急ぐ。
控え室に入ると、見覚えのある顔が・・・ ロビー・ブルックサイドだ! みんな、懐かしいなぁ。 あれ?日本人かな?と、思ったら、シャドーフェニックスだ。彼とは、日本で試合もしている。こんな所で会うなんて、縁があるなぁ。 世界を回っていて面白いことは、会場に行くと 必ず一人や二人、知っている選手がいると言う こと。 お互いにプロレスを続けていれば、こうやって再会出来るのだ。
おっと、今日は2試合目だ。ゆっくり浸ってる場 合じゃない。コスチュームに着替えなくては。今回も、渡したMDが使えず、よく分からない曲 での入場となる。 (MDって、海外で使えないのかな?)

入場直前、ブライアンに「コレを持て!」と、 大きな旗を渡された。見ると、ドクロが描かれ ている。
「フロム・ジャパーン!」のコールと共に、ドクロの旗を振りながら入場すれば、案の定大 ブーイング!(笑)

一方、イギリス国旗を振りながら入場した ジェームスは大人気!花道には、たくさんの子 供達が押し寄せている。海外は、わかりやすいなぁ。この自国vs日本っ て構図、ヒールとしては、すごく戦いやすい。

ゴングが鳴ると、やはりレスリングで仕掛けて きた。みちのくに参戦していた頃と変わってい ない。それならば、と俺もレスリングで勝負。場内は、子供達の大きな声でいっぱい。ジェームスに声援、俺にはブーイング…となれば、 ねぇ?いたぶっちゃいます。子供達のブーイングが凄いのなんのって、素直な反応が可愛くて、よりジェームスをいたぶっちゃいました。
最後は、大技を持っている俺が、ぺディグリーからダイビングセントーンをドカーン!3カウン トを頂きました。
もちろん場内は、大ブーイング!(笑)

全試合終了後、全選手が出口に勢揃い。来てくれた子供達と写真を撮ったり、サインをしたり して見送り。 これは、子供達にとっては嬉しいね。また行きたい!ってなるよ。

さて、興行を終えバーケンヘッドにある合宿所へ移動。ここが、今夜の寝床。40才過ぎて、合宿所に泊まる事になるとは…新人の頃を思い出すなぁ。
ちなみに、この合宿所は昔、中島半蔵も住んでいたらしい。荷物を置き、近所に一軒しかないアイリッシュ パブで、ジェームス達と乾杯。田舎のせいか、 金曜の夜なのに12時に閉店。ビールを一杯飲んだところでお開き。程よく気持ち良くなり合宿 所に戻ると、バタンキュー。
翌朝、またまた長時間バスに揺られてロンドンへ戻るのであった。