<ディック東郷のワールドツアー第2戦>プロレス、ロック、バーレスクのジョイント興行

2011年08月23日 13時13分

2011年8月19日。

四日前、プロモーターのハートリー・ジャクソン(以下ジャック)から、飛行機のバウチャーが送られて来た。
飛行機の出発時間を見るとAM6時45分・・・一時間前にチェックインするって事は・・・

スゲー早いじゃん!

AM3時30分にアラームをセットして早目(夜9時)にベットに入る。

んん・・・寝れない。

こんな早い時間から寝れる気がしない。

無理に寝ようとすれば、するほど目がさえる。
そのうち寝過ごさないか心配になり、余計眠れなくなった。

隣からは寝息が聞こえる。妻を見るとスヤスヤ寝ていた。

のんきでいいなぁ。

結局、ほとんど寝れずじまいで空港へ。

シドニーからアデレードまでは、
約2時間。国内だが時差が微妙に30分ある。

自分は席に着くや離陸するのも気付かずに爆睡。
ガクンという衝撃で目を覚ますと、そこはもうアデレードだった。

空港には、ジャックが迎えに来てくれた。

車の中で、興行のコンセプトや対戦相手の情報を聞く。
どうやら、純粋なプロレス興行ではなさそうだ。

ショーは19時30分から。

時計を見るとまだ、午前9時なので、時間までホテルで休む事にした。

会場はFOWLER'S LIVEという、ライブハウス。
対戦相手はロビー・ハート。

来月、ゼロワンの天下一ジュニアに出るために日本に行くようだ。

会場入りすると、ステージでミュージシャンが練習していた。

控室には全身タトゥーの人や、露出過剰な女性がいる。今日は、ロックバンド、プロレス、バーレスクのジョイント興行なのだ。

ロックバンドが終わるといよいよ俺の出番だ。

入場するとブーイングがチラホラ。一方、ロビーが入場すると大きな声援が飛ぶ。俺のヒール魂に火が点いた。
試合は、俺のペースで進んだ。
汚い技を使って客を煽る。ブーイングが心地いい。
終盤、ダイビングセントーンをかわされ、ピンチに陥る。
大技でたたみかけてきたロビーはコーナーに登った。その時、ブラハム・ブラザースが入って来てコーナーの上にいるロビーをプッシュ。目の前にロビーが落ちてきた。
すかさず俺は、ペティグリーからのダイビングセントーンを決めて勝利!

頼んでもいないのに、なぜ、彼らは手を出したのだろうか?

しかし、納得のいかないロビーのマイクアピールにより急遽6人タッグになる。俺もロビーの気持ちはわかる。
だが、了承する間もなくゴングが鳴らされた。
ディック東郷、グレッグ・グラハム、ジョイ・グラハム組 vs ウィル・ギブソン、ダミアン・スレーター、ロビー・ハート 組の再試合がスタート。
俺が場外で乱闘しているうちにロビーがスプラッシュでジョイから勝利。

会場は盛り上がったものの、シングルマッチを壊された感が、否めない。すっきりと勝利をものにしたかった。

お客さんはオールスタンディング で、アルコールを片手にエキサイト!プレイヤーもエキサイトした。
控室に戻るとビールとワインが用意されていた。戦いを終えた選手達と乾杯する。
空腹と寝不足の体にアルコールはかなり効いた。

全てが終わり、ホテルに帰ると深夜1時を回っていた。ベッドに横たわると泥のように眠る俺だった。