“諏訪魔王道”つくる! 再確認した全日本への愛

2014年11月30日 13時17分

ドーリングにドロップキックを浴びせる諏訪魔

 全日本プロレスの諏訪魔が29日、地元の神奈川県藤沢市でデビュー10周年記念大会を開催した。自身のプロモートする節目の凱旋興行を大成功で終え、天龍源一郎からの激励も受けた諏訪魔は全日本愛を再確認。「諏訪魔全日本」の確立に向け、新たなる一歩を踏み出す大会となった。

 諏訪魔は2013年4月から神奈川県内でプロモート興行「すわまちおこし」を開始。その第4弾となったこの日の地元・藤沢大会は、自身のデビュー10周年記念大会として行われた。

 前半戦終了時のセレモニーには、特別ゲストとして駆けつけた天龍から「君が全身全霊プロレスに打ち込まない限り、全日本の再生はないと思っています。これからもしっかり頑張ってください」と熱いエールを送られた。日ごろからメールなどでアドバイスをもらっているという尊敬する大先輩からの期待を一身に感じた諏訪魔も「10年、20年、30年と天龍さんの背中を追いかけてプロレス道をまい進していく」と、高らかに宣言した。

 その思いは早速メーンの記念試合で爆発する。諏訪魔は青木篤志と組んでジョー・ドーリング、佐藤光留組と対戦。エボリューションの盟友対決で、普段はパートナーのドーリングとド迫力の肉弾戦を展開した。

 そして20分手前、ドロップキックでドーリングを場外へと追いやった諏訪魔は佐藤に照準を定め猛攻開始。左のラリアートでなぎ倒すと、最後はラストライドで豪快に3カウントを奪ってみせた。

 諏訪魔は「たかが10年と思ってたけど、応援してくれる人たちの気持ちも感じたし、天龍さんにああやって口にしてもらったのは心に刺さったよね。全日本を守る、盛り上げる。俺が作るんだ、という気持ち。来年、諏訪魔全日本を作りますよ」と節目の凱旋興行で決意を新たにした。

 団体の分裂をはじめ紆余曲折を経ての10年だったが、まだまだ通過点。「全日本でしかプロレスをしたくない。一筋ですよ」と全日本愛を再確認しつつ、不動のエースとして団体を支えるべくさらなる精進を誓っていた。