IGFの大みそか決戦「INOKI BOM―BA―YE 2014」(両国国技館)に青木真也(31)が参戦することが26日、発表された。

 PRIDE時代から、これで9回目の大みそか参戦となる青木。この日は会見で「IGFはメジャーな団体。メジャーだと思われる試合を見せたい」と語り、対戦相手の希望は「ない」と断言した。

 また同じく大みそか大会を決行する「DEEP」に対しては「そちらで試合する選択肢もあったが、価値観が違う。彼らは『競技』がやりたい。それでは先細ってしまう」と辛らつな言葉を発した。

 また、無料イベント「ファンフェスタ」(12月1日、後楽園)では橋本大地(22)とエキシビションマッチ(5分1R)を行うことも決定。“破壊王2世”については「生まれてからずっと人に見られ続けてきた、選ばれた人間。場数もトップクラス。そういう選手に触れられるのは光栄です」と背筋を正した。

 ルールは決まっていないが「先行きが分からないのが面白い団体だから」とIGF流を意に介さない。今年の4月には澤田敦士(31)とエキシビション(時間切れ引き分け)を行っており「正直、プロレスは格闘技より難しい。感性が重要。でも、今回はロープに飛んでみたいですね。あと数日ですけど頑張ります」と、2005年以来の後楽園での試合が待ちきれない様子だった。