丸藤目指すは“絶対王者” 12・6杉浦とV5戦

2014年11月26日 16時00分

“絶対王者”を目指すことを宣言した丸藤

“綱渡り王者”返上だ。ノアのGHCヘビー級王者の丸藤正道(35)が25日、杉浦貴(44)とのV5戦(12月6日、有明コロシアム)を機に“絶対王者”を目指すことを宣言した。

 

 分は悪い。7月に永田裕志から約7年半ぶりに王座を奪還した丸藤だが、防衛戦が決まると前哨戦で転んでしまう妙な“負けグセ”がついてしまった。森嶋猛とのV2戦(8・24後楽園)などは決戦前に3連敗。「王者の資格はあるのか」という厳しい声も飛んだ。杉浦が制した先のグローバルリーグ戦も4勝3敗に終わった。GHC史上、これほど白星を配給した王者は前例がない。

 

「徹底して狙われる立場になったのか、それ以前の自分は狙う価値すらなかったということなのか…現状は分かっています。有明で勝って負の連鎖を断ちたい」と丸藤は悲壮な表情で語った。

 

 勢いづいている杉浦を撃破すれば、長期政権も見えてくる。「難関だけど有明で勝てば常に負けない王者像を目指す。2015年は対外国人がテーマ」という丸藤は、かつていかなる状況でも負けを許さなかった鉄人・小橋建太のような絶対王者を目指すという。

 

 この日は東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪問し、太刀川恒夫会長と酒井修社長の前で有明決戦の成功を約束した。丸藤は「来年はノアの15周年だし、三沢さんの七回忌興行(6月13日、広島大会)もある。ベルトを持ってその日を迎えたい」。ボロボロだった今年をスッキリ終わらせ、メモリアルイヤーに向かうつもりだ。