14年ぶり参戦 大仁田王道マットでも電流爆破じゃ!

2014年11月26日 16時00分

会見した大仁田(左)と渕は30年ぶりのタッグ

 邪道・大仁田厚(57)が25日、史上初となる全日本プロレスでの「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」開催をブチ上げた。12月6日の大阪・ボディメーカーコロシアム大会で約14年ぶりに古巣のリングに上がる大仁田は、自身のデビュー40周年となる来年中にも電流爆破戦を実現させることを“公約”。伝統の王道マットが、いよいよ邪道に侵される――。

 

 12月6日の大阪大会で大仁田は、全日本で同期入門の渕正信(60)と組み、ウルティモ・ドラゴン(47)、金丸義信(38)組と対戦する。同戦は渕の「デビュー40周年記念試合FINAL」と銘打たれており、デビュー戦で対戦した大仁田に異例のオファーが届いた。

 

 2001年1月28日の「ジャイアント馬場三回忌追悼興行」(東京ドーム)以来の古巣参戦となる大仁田はこの日、横浜市の全日事務所で行われた会見に出席。渕から「気持ち良く参戦してくれ、感謝の気持ちでいっぱいです」と温かく迎え入れられた。大仁田も笑顔で「まさか30年ぶりに、渕さんとタッグを組むとは思わなかった。古き良き時代の2人でリングに上がるのが懐かしい」と話し、当時の思い出話に花を咲かせた。

 

 普段とは180度違う大仁田の姿に、全日スタッフは「礼儀正しくていい人だ。印象が変わった」と感嘆の声をあげたが、邪道が本性を現したのは会見終了後だった。本紙に「これで最後の扉は開かれたな。違うか? プロレスラー大仁田厚を誕生させた全日本が俺を呼んだということは、そういうことだろ。来年、ここで『電流爆破をやれ!』というメッセージじゃろ?」と言いだした。

 

 自分勝手な都合のいい解釈に聞こえるが、大仁田は本気だ。かつて「メジャー」と呼ばれた3団体のうち、1999年には新日本プロレス、今年9月にはノアでも電流爆破戦を実現。メジャー完全制覇に向け最後に残された“聖域”が全日本マットだった。「ここには電流爆破を知り尽くす横綱(曙)もいる。俺は、俺の生き方を貫くだけじゃ! ファイヤー!」

 

 大仁田は、自身のデビュー40周年(議員活動のため1年間の空白あり)と位置づける2015年にも実現させたい考えで、大仁田、曙組対秋山準、大森隆男組や、3冠ヘビー級王者ジョー・ドーリング、諏訪魔組といった夢のカードも浮上する。まずは12・6大阪決戦のリングに邪道流の爪痕を残すに違いない。