新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(34)が24日、同期の元WWE戦士・ヨシタツ(37)に厳しい言葉を投げつけた。

 ヨシタツは「ワールドタッグリーグ戦」にIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(38)とのコンビで出場するも、首の負傷により、わずか1試合を消化しただけでシリーズ全休になった。対抗ブロックの中邑、石井智宏組とは優勝決定戦(12月7日、愛知県体育館)で激突する可能性もあったが、「目玉ではあったけど、優勝候補か?ってカンジでしたね」(中邑)と、そもそも視界にすら入っていなかったという。

 約7年ぶりに新日マットに帰還したヨシタツは、中邑と棚橋を超えることを宣言していた。だが今回の欠場により、その夢が遠のいたのは事実。中邑は「(ヨシタツの)話すら振られたくないですね…」と言いながらも「新日本は何年も元WWEのスーパースターと言われる人間たちが質の違いに戸惑い、敗れていった部分がある。彼自身が着飾るのはいいけど、まずは足元を見ろというところですね。口では何でも言えるけど、見てるやつは見てるから」と冷笑すら浮かべて通告した。

 その中邑組はこの日の京都大会で行われたBブロック公式戦で真壁刀義、本間朋晃組と対戦。リバース式パワースラムで本間を華麗に投げ捨てると、必殺のボマイェで勝利。負けなしの2連勝とした。