“藤波jr.”LEONA悲壮決意 ドラゴン殺法を封印

2014年11月20日 16時00分

必死の形相で関本(左)にドロップキックを叩き込むLEONA

“ドラゴンjr.”が決意の「巣立ち」宣言だ。19日の「ドラディション」東京・後楽園ホール大会で藤波辰爾(60)、LEONA(21)親子が、それぞれ丸藤正道(35=ノア)、関本大介(33=大日本プロレス)とのシングルマッチで惜敗。LEONAは父譲りのドラゴン殺法を封印して、2年目の飛躍を狙う決意を固めた。

 

 先陣を切ったのはこの日がちょうどデビュー1周年となるLEONA。自身の記念日を飾るべく“父直伝”のドラゴンロケットを初披露するなど奮闘したが、パワーで勝る関本にすべてはね返されてしまう。最後はアルゼンチン式背骨折りで無念のギブアップ負けを喫した。

 

 かたや昨年12月に還暦を迎えてから初のシングルに挑む父・藤波は、メーンイベントに登場。12月6日の有明コロシアム大会でV5戦を控えたGHCヘビー級王者相手に、開始からドラゴンスクリューやドラゴンスリーパーで攻め込んだ。しかし最後は一瞬の丸め込み技でクルリと3カウント。王者の底力を見せつけられた。

 

“藤波家全敗”の有事だが、父は「現役チャンプはこれぐらいじゃないと」と相手をたたえ、我が子についても「ドラゴンロケットは完璧じゃないかもしれない。もっと思いっきり飛べるようアドバイスしていく。見守ってやってください」といたって前向きだった。

 

 むしろ、敗戦に悲壮感を漂わせたのはLEONAのほうだ。「正しい使い手になれるまで『ドラゴン』のつく技は出さない」と唇をかみ、飛龍殺法の封印を決意。さらには「この1年は『与えられた1年』だった。2年目は自分からつかみにいく。もっと冒険をしたいんです。いろんなところに行きたい」と、2年目は海外武者修行も視野に入れていく方針も明かした。

 

 親の心…いや、子の心親知らずか? 自らハードルを高い位置に設定したLEONA。2015年は藤波家激動の1年になりそうな予感だ。