リデットエンターテインメント社の新団体「GLEAT」に所属するカリスマ・CIMA(43)が、旗揚げ戦(7月1日、東京ドームシティホール)からの主役奪取を宣言した。

 同団体はプロレスと「LIDET式UWFルール」を採用した2部門に分かれる。CIMAは「親会社が広告代理店なので、大会演出やポスターにスタイリッシュさと疾走感がある。今は伸びしろしかないし、2~3年後には一気にはじける状況に持っていきたい。プロレス部門は(自身が率いるユニット)ストロングハーツが先陣を切って突っ走ります!」と豪語した。

 CIMA自身が戦略を立てながら、新型コロナウイルス感染拡大のため延期となっていた海外戦略もGLEATでフル活用するつもりだ。「米国、メキシコ、中国全土、上海…。世界情勢が好転すれば自分のコネクションを最大限に駆使したい。選手を呼ぶにしてもGLEAT独自のカラーを出したい」とCIMAは目を輝かせた。

 同大会には新日本プロレスのSHO(31)、センダイガールズの怪物こと橋本千紘(28)ら他団体の選手も出場。CIMAはGLEATの最高技術顧問を務めるカズ・ハヤシ(48)と6人タッグ戦で激突する。

「24年のキャリアで得たプランニングをこの団体で出し尽くし、僕の集大成を見せたい」とカリスマは新たな船出に闘志を燃やしていた。