大みそかIGFで青木vsミルコの異色対決浮上

2014年11月11日 16時00分

 IGFの大みそか決戦「INOKI BOM―BA―YE 2014」(両国国技館)に参戦が決定した王者ミルコ・クロコップ(40)の挑戦者に青木真也(31)が急浮上していることが10日、分かった。

 

 ミルコの対戦相手は8月に惜敗した前王者・石井慧(27)の再挑戦を基本に調整中。しかし、先月末に石井の肋骨骨折が判明し微妙な情勢となったため、藤田和之(44)らも対戦候補に挙がっている。

 

「強い日本人とやらせたい」というアントニオ猪木・IGF総帥(71)の意向からだが、もう1人新たな名前が加えられた。現「ONE FC」ライト級王者の青木だ。

 

 IGFの宇田川強イベントディレクターは「今『強い日本人』といえば青木。彼は階級を超えた試合でも構わないと言っている。実際、パキスタン(4月27日)では澤田(敦士)とも戦っているし、個人的にはモンターニャ・シウバと戦わせたいぐらい。もしもの時はミルコの挑戦者にオファーする」といたって本気の構えだ。

 

 実現すれば体重差は約30キロあり、総合格闘技というより「異種格闘技」と呼べるほど異色の対決となる。それほど同階級で青木の敵がいないことも確かだ。

 

 だが、障害もある。青木と関係の深い大みそかの「DEEP」さいたま大会との争奪戦が予想されること。そして、参戦が決定済みのラマザン・エセンバエフ(25)が「北岡(悟)は倒した。山本(勇気)も2度倒した。次は青木しかいない」とIGF側に要求していることだ。

 

 本人の知らないところで包囲網が敷かれていた青木。まさに“一寸先はハプニング”だ。