グローバルリーグV 杉浦12・6丸藤に挑戦「俺に任せろよ」

2014年11月10日 16時00分

GHC王者・丸藤(右)への挑戦が正式決定した杉浦

 ノアの杉浦貴(44)が9日、GHC第2次政権樹立を誓った。「グローバルリーグ戦」優勝決定戦(8日、後楽園)でBブロック1位の杉浦は、Aブロック1位・関本大介(33=大日本プロレス)との死闘を制し、初優勝。12月6日の有明コロシアムでGHCヘビー級王者の丸藤正道(35)に挑戦することが正式決定した。

 

 この日、神奈川・トレッサ横浜で行われた公開会見に出席した杉浦は、集まった250人のファンを前に「(大量離脱を乗り越え)残った2人で戦えるのは幸せ。最高のものを見せたい」と意気込みを語った。さらに24日の後楽園大会の前哨対決(杉浦、田中将斗組対丸藤、モハメド・ヨネ組)を「そこにタッグのベルトをかけてもいいんじゃないかという気持ちがある」と提案。杉浦、田中組が保持するGHCタッグをかけたタイトル戦になることも電撃決定した。

 

 14回の最多防衛記録を保持する杉浦にとって、2011年7月に失って以来となるGHCヘビー級王座取りにかける気持ちは強い。きっかけは王者の姿だった。巡業中、首に爆弾を抱える丸藤は右手に力が入らず、軽量のダンベルすら持ち上げられない姿を目にした。「ダメージは大きいと思う。だけど、口には出さないで、最前線で体を張っている。次は『俺に任せろよ』という気持ち」(杉浦)

 

 王者の重圧、小さな体でヘビー級のベルトを巻く過酷さは誰よりも理解している。だからこそ満身創痍の丸藤に代わり、再び王者としてノアをけん引する覚悟を決めた。「あのベルトに思い入れがあるし、もう一度頂点に立ちたい」。3年5か月ぶりの王座戴冠へ一直線だ。