杉浦グローバルリーグ戦初制覇

2014年11月09日 13時34分

関本(左)を下しグローバルリーグ戦を初めて制した杉浦

 ノア「グローバルリーグ戦2014」は8日、東京・後楽園ホールで最終戦を迎え、Bブロック1位の杉浦貴が、Aブロック1位の関本大介(大日本プロレス)との優勝決定戦を制して初制覇した。

 試合前の時点で勝ち点8の首位に4人が並んだ混戦のBブロック。杉浦はマイバッハ谷口をわずか1分57秒で沈めて、決勝の舞台へ上がった。相手は関本。8月31日の大日本プロレス名古屋大会で実現した初の一騎打ちで敗れ、GHCヘビー級王座挑戦を許した因縁の相手だ。

 試合は予想通り、激しい肉弾戦になった。ゴングと同時にエルボー合戦を繰り広げると、力比べでも一歩も引かない。互いの意地と意地が真っ向からぶつかりあった。先に仕掛けたのは杉浦だ。フロントネックロックで勝負をかけた。だが、力ずくで脱出した関本も驚異的な粘りを見せ、鋼のような肉体で杉浦を追い込んだ。

 ハイライトは15分過ぎ。鬼の形相で左右のエルボー叩き込むと、左ヒザをアゴに命中させる。聖地を大「杉浦コール」が包む中、最後は渾身の五輪予選弾で死闘を制した。「最高の気分。(関本は)怪物だった」。試合後は王者の丸藤に「どっちが強いのか、ベルトをかけて決めましょう」と挑戦表明。丸藤も「断れる理由はない」と受諾したため、12月6日の東京・有明コロシアム大会でのGHC戦が決定的になった。

 3月8日の有明大会で当時の王者・永田に挑戦して以来、9か月ぶりのGHC戦になる。同王座14回の最多防衛記録を持つ杉浦が、いよいよ第2次政権樹立を目指す。