初代タイガーマスク(63=佐山サトル)率いるストロングスタイルプロレスは17日に会見を行い、道場マッチ「第1回タイガーサポーターズマッチ」(19日、神奈川・川崎フォレスト幸洋=ディアナ道場2階)の開催を発表。今後は月1回ペースで道場マッチを開催する方針だという。

 同大会には初代虎も来場してあいさつする。初代虎は「道場マッチは非常に重要。私にとっては新日本プロレス時代の(道場で過ごした)3年間が結晶となった。若い選手にその魂を継承してほしい」と道場での鍛錬が最重要と力説した。
 
 昨年12月からストロングスタイルプロレスに参戦している女子アドバイザーのジャガー横田(59=ディアナ)から「後楽園は年3回なので、試合数を増やしたほうがいい」との提言があり、実現に至ったという。ジャガーは「男子は女子に、女子は男子に負けないような試合を見せたい」と団体としての向上を誓った。

 第1弾大会のメインではレジェンド王者のスーパー・タイガー、間下隼人(34)組が伊藤崇文(48)、阿部史典(26)組と激突。セミではジャガーが永島千佳世(45)と対戦する。

 団体の看板王座を持つスーパー・タイガーは「他団体に比べて試合数が少ない。戦いの場が増えることで経験を積みたい。人材発掘を含めて女子プロレスには負けないという気持ち、同時に熱い思いを持って戦いに挑んでいきたい」と熱っぽく語った。