W―1「初代タッグ王者決定リーグ戦」(15日、博多スターレーンで開幕)の会見が5日に行われ、“ワイルド野郎”征矢学(29)がまたまたトホホな公約を掲げた。

 一度しかない名誉をかけての初代王者決定リーグ戦。

 出場選手が緊張した面持ちで抱負を語る中、征矢は「チームごとに何かをかけてリーグ戦に臨むべき。私は(負けたら)自らのヒゲを墨汁にひたして1文字書きます」と勝手に罰ゲームを宣言。決戦ムードはこれでブチ壊しだ。

 これに対しパートナーのAKIRA(48)はひとまず理解を示したものの、黒潮“イケメン”二郎(22)とのタッグで出場する船木誠勝(45)がかみついた。

「何かをかけるなんて聞いていない」「俺たちは何もかけないぞ」「だったらヒゲを剃れよ。墨汁は関係ないだろ」――。

 矢継ぎ早に出されるもっともな主張にワイルドは「やる前から負けることを考えるやつは…」と声を失う。船木はパートナーの黒潮が「タッグベルトを巻いて(東京スポーツ新聞社制定)プロレス大賞新人賞をとる」と真面目に決意表明したのも無視して「どういう姿勢で書くんだ?」と最後まで征矢の“ヒゲ習字”に興味津々の様子だった。