ムタvsドス・カラスJr.の究極異次元マッチ 来年にも実現へ

2014年11月01日 14時00分

両国大会の前日会見に臨んだ出場選手たち。ムタの代理人・武藤(前列右から2人目)もアルベルト(左端)との夢対決にノリ気だ

 W―1「HOLD OUT」(1日、東京・両国国技館)に出場する“ドス・カラスJr. ”ことアルベルト(37)が31日、武藤敬司(51)の化身であるグレート・ムタとの対戦を熱望した。ムタも前向きで「魔界の住人VS元WWEの世界的スーパースター」の“究極異次元マッチ”が2015年にも実現する可能性が高まった。

 

 WWEの日本ツアー以来、2年2か月ぶりに来日したアルベルトは、武藤のデビュー30周年記念となる1日の両国大会で船木誠勝(45)と対戦する。現状では今後の参戦については未定だが、アルベルトは本紙の取材に対し「メキシコ、米国、英国といろんな国で試合をしたが、日本が一番大好きな場所だ。今後も日本で試合をやりたいね」と話した。

 

 今夏のWWE離脱後、アルベルトは母国メキシコの団体「AAA」などにフリーで参戦している。世界中から引く手あまたのなかでも日本マットにこだわる理由は2つある。

 

 まずはベルト。WWEヘビー級王座をはじめ参戦した国の全ての団体で王座に君臨してきたが「この私が日本だけベルトを巻けていない。夢なんだ」。日本でのベルト獲得は世界の頂点を極めた男に残された野望なのだ。

 

 さらに、対戦したい選手もいる。アルベルトは「それはグレート・ムタだ。世界中がムタの名前を知っているし、彼は伝説のレスラー。ぜひ試合をしたい」と目を輝かせた。父のドス・カラスと伯父のミル・マスカラスは2002年7月20日の全日本プロレス日本武道館大会で、武藤とトリオを組んだことがある。だが、武藤の化身であるムタとの対戦は仮面一族にとっても悲願なのだ。

 

 ムタの代理人を務める武藤は「魔界のムタとは音信不通で連絡が取れねえんだよ。武藤敬司が活躍すると、ムタは遠ざかっていくからな」と言いつつも「人づてに聞くと、2~3の魔界便りが届いたようだな。英国、カナダ、米国からムタへの参戦オファーがあるという情報は聞いている。そこでアルベルトと対戦? プロレスの世界にノーはないからな」と独特の表現で返答。むしろ海外マットで実現する可能性が高いという。

 

 レジェンドとして世界各国で知名度が高いムタとのスーパースター対決が実現すれば、全世界が注目する一戦となる。