頸椎完全損傷で治療中のプロレスラー高山善廣(54)の妻が7日、ブログで高山が腹筋トレーニングを行ったことを報告した。

 ブログには足を台の上に乗せ、上向きに寝た状態でトレーナーに引っ張って補助してもらいなが腹筋を鍛えている高山の画像を掲載。

 そんな高山の腹筋について「私が高山に出会った頃はUWFにいたので、腹筋はバキバキに割れて仮面ライダーのようでした。子供がチビの頃には、寝ているパパのオナカの上でジャンプして遊ばせてました」と思い出をつづった。

 当然、ケガの影響で腹筋は衰えたものの「今は見る影もなくなってしまいましたが、身体はこの今まで数えきれないくらいたくさんやった動きを、覚えているようです。10回くらいで、ものすごく苦しそうになっちゃいましたけど、、、」と驚きをもって伝えている。

 高山は2017年の5月4日の試合で頸椎完全損傷し、4年が経過したが「本人は、オレってケガして2年くらいだっけ?とすっトボけておりましたが、先月5月の連休で丸四年。5年目に突入です」と報告した上で現在の状態について「脊髄損傷したので、首を左右にちょっと振れるのと、肩をちょっと上下させる、このくらいしか自分の意思で身体を動かすことはできません。それは、ケガをした当初から今まで、あんまり変わっておりません」と明かした。

 それでも「地道なトレーニングの中で、一進一退だけど、地味に地味に、ちょっとずつちょっとずつ良くなってることが、たしかにいっぱいあります。だけど私はそれよりも、5年たっても、折れず腐らず諦めず、ひたすら動かす、動かしてみせる、とそのど根性の方が、すごいなぁ、といつもいつも思うのです。だから帝王になれたんだろーなー、、、」と改めて高山の気持ちの強さに驚いている様子。

 その上で「動けるようになれるといいね、そう願う日々は続きます」と願いを込めてつづった。