邪道・大仁田厚(63)が立ち上げた「FMW―E」旗揚げ戦「インデペンデンス・デイ」(7月4日、神奈川・鶴見青果市場)のメインで行われる「地獄のデスマッチ」は、大仁田組と大日本プロレス・アブドーラ小林(44)組の全面対抗戦に決まった。

 大仁田は23日の新潟プロレス新発田大会に参戦。6人タッグ戦でグレート小鹿、シマ重野と組み、小林、佐藤光留、井上雅央組と対戦した。4月4日に仙台で行われた電流爆破戦で大仁田に敗れている小林は雪辱に燃えたが、試合は大仁田組の勝利で終わった。

 動きがあったのは試合後だ。これまでFMW―E参戦を訴えてきた小林は「大仁田、どうなってるんだ! 俺をFMW―E旗揚げ戦に参戦させろ!」と改めて要求。大仁田から「ブッチャー(小林)、 今度の地獄のデスマッチは仙台のときとは違うぞ。入る勇気があるのか?」と問われるや、「やってやるよ!」と即答した。

 すると邪道は「藤田(ミノル)がお前のことが大嫌いだから組みたくないと言ってたぞ。俺はリッキー(フジ)、藤田と組むから、お前は好きなやつを2人連れてこい!」と返答。これにより7月4日の「地獄のデスマッチ」は大仁田、リッキー、藤田組VS小林、X、X組に決まった。

 試合形式の「地獄のデスマッチ」とは、リング2面が有刺鉄線電流爆破で、加えて有刺鉄線電流爆破バットが2本用意され、場外1面には有刺鉄線バリケードマット地雷爆破(地雷8個)が設置される。さらに新たに開発された有刺鉄線電流爆破テーブルが使用されるという過激なものだ。

 果たして小林は誰をパートナーに起用するのか注目だ。