柴田 中邑と禁断決着へ

2014年10月07日 16時00分

柴田は中邑に照準を定めた

 新日本プロレスを主戦場とする柴田勝頼(34)が6日、IWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(34)の迎撃を宣言した。9月の神戸大会で棚橋弘至(37)と電撃和解した柴田は、今後のシリーズフル参戦を熱望。さらに13日両国大会のタッグ戦で激突する中邑とシングル戦での完全決着に狙いを定めている。新日マットのさらなる中心に進撃だ。

 

 柴田は9月21日神戸大会のリング上で棚橋と電撃和解。「(自身が退団した2005年以降の)新日本を守ってくれてありがとう」と言葉を投げかけ、深い遺恨に終止符が打たれた。「どこかにあったから(言葉が)出たんじゃない? ウソな気持ちは言わないよ。とことんやって分かる部分もある」(柴田)

 

 この件は一つの転機となった。12年9月の古巣再上陸後は、G1クライマックスなどのリーグ戦を除きワンマッチ参戦が続いていた。だが「可能性は広がってるし、どんどん試合をしたい。神戸の試合から、前向きですよ。前から言ってるけど、巡業も出たい」と主張。25日の後楽園大会で開幕する次期シリーズからのフル参戦を熱望した。

 

 一方、かつて柴田、棚橋と「新・闘魂三銃士」と呼ばれた中邑は、ライバル2人の電撃和解について「どうせ2人とも敵」と公言。特にG1公式戦で敗れた柴田には「とっつきやすいとこ」と雪辱の機会を狙っている。

 

 これに対して柴田は「アイツが俺の名前を出したのはビックリ。前はしゃべりたくもない感じだったから。ベルトどうこうはよく分からないけど、シングルは望むところ。いつだってやってやる」と宣言。両国決戦では柴田、後藤洋央紀組VS中邑、YOSHI―HASHI組のタッグ戦が組まれたが、早くも一騎打ちを見据えている。

 

 中邑も棚橋と同様にここ10年の新日プロをけん引してきたが、柴田とは「犬猿の仲」で知られており和解はあり得ない。柴田も「(和解は)想像もつかないね。コンニャクみたいなヤツだから」とにべもない。両国で危険な抗争の幕が切って落とされる。