全日本プロレスの潮﨑豪(32)が23日、地元熊本で行われたデビュー10周年特別記念大会で大奮闘した。

 メーンの6人タッグで宮原健斗、鈴木鼓太郎とリングに上がった潮﨑は、曙と秋山準を豪腕ラリアートでなぎ倒すと、最後は金丸義信を必殺技「ゴーフラッシャー」で沈めた。試合後はリング上から「俺の故郷、熊本、帰ってきました! 最高の形で10周年を迎えることができました」と絶叫した。

 一方、自身のレスラー人生について「まだ10年という気持ちもある」と話し、「全日本のリングには20年、30年、40年とやっている人もいる。そういう方たちの名に恥じぬよう、感謝の気持ちを忘れずに自分も20年、30年、40年、50年とやっていきたい」と“生涯現役”を目標に掲げた。

 28日には王道トーナメント決勝戦(大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場)で、準決勝で曙を破った諏訪魔(37)と激突する。潮﨑は「必ず優勝し、ベルトを取って戻ってきます」と地元ファンにVを誓った。