〝バカサバイバー〟こと青木真也(37)が30日、シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」シンガポール大会でのエドゥアルド・フォラヤン(36=フィリピン)戦から一夜明けて電話インタビューに応じ、愚痴や毒を吐いた。

 過去1勝1敗だったフォラヤンに対し、1R4分20秒腕十字固めで勝利。これで総合格闘技戦4連勝となり「格闘技が好きで、ただ単純に楽しいだけなので。ずっと楽しくてただやっているだけです」と話す。

 また今後希望する試合についてフォラヤンとの「アジアの名勝負数え歌」第4戦や、当初対戦予定ながら新型コロナウイルスの後遺症で欠場したセージ・ノースカット(25=米国)戦、さらに今大会をケガで欠場した秋山成勲(45)を挙げて「日本の人に盛り上がってほしいから、やっぱりやりたいなと思いますけどね。サイタマ! サイタマorブドーカン!」とさいたまスーパーアリーナ(SA)や日本武道館での対戦を挙げた。

 そしていつものように「そんなことより…」とあっさり話題を切り替えると、わざとらしくため息をついて「俺はもうやめたいよ」としゃがれ声。数秒前まで今後の試合のことを話していたのでは?というツッコミをする間も与えず「だってさ、サイバーファイトフェスからはなんの音沙汰もないし、サウナはやってないし」と話し始めた。

 ノア、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」(6月6日、さいたまSA)に出場したいのにオファーがないと落ち込んでいる様子。

 だが、所属でもなければベルトを持っているわけでもないのだからそれも無理はない気がするのだが。面倒くささ全開の青木は「もうDDTにも居場所がないってことなのかな。しかもさ、緊急事態に入ってからサウナがどこも閉まっちゃったんだよね」と続ける。

 サウナ好きとして知られるだけに、毎試合後のささやかな楽しみにしているのだ。ところが新型コロナウイルス禍で行きつけのサウナが閉まってしまったとして「帰ってもやることがないよ。もう何を楽しみに生きていいか分からない。こうなったら〝人生の楽しみ方〟を鈴川さんに聞くしかないのかもしれない。そうだ、鈴川さんは井おか…(以下略)」と話した。

 最後に「会見、見ましたよ。皇治さんが手渡したカバンは田中さんが営業時に使っていた物ですね。優勝できなかったら本名に戻してほしいです」と意味不明なことを口走ると風の様に通話を切るのだった。