【平壌1日発=松岡和也】北朝鮮・平壌で行われた「インターナショナル・プロレスリング・フェスティバルin平壌」が終わり、夕方にはIGF総帥・アントニオ猪木氏(71=参院議員)によるレセプションが開催。猪木氏が平壌大会を総括した。

「共同実行委員の張雄IOC委員は大変喜んでいた。評判もよかったようなので成功かなと思っています。来年もイベントをという話が来ているけど、正直、俺も疲れがきている(笑い)」

 外交を担当する姜錫柱(カン・ソクジュ)氏や金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と会談もした。「拉致には触らないことにしています。ただ、何かあったときのアドバイスとして、こちらの考え方も聞いておく必要があるのでその辺の話はさせてもらいました。姜錫柱さんとの方が突っ込んだ話になりましたね」。内容の詳細は明かさなかった。

 猪木氏らは2日夜に日本に到着する予定だ。