全日・秋山 曙と3冠戦だ

2014年08月29日 16時00分

曙(右)との3冠戦を視野に入れた秋山(中)

 横綱と3冠戦だ。全日本プロレス社長の秋山準(44)が28日、ジョー・ドーリング(32)VS曙(45)の3冠ヘビー級選手権(30日、愛知県体育館)の勝者に挑戦するプランを明かした。社長就任から約2か月。リング外で多忙を極めた秋山だったが、いよいよシングルプレーヤーとして再び立ち上がる。

 

 復帰していきなり3冠挑戦が決まった元横綱と、全日最強外国人の激突。団体のトップに立つ秋山は、名古屋決戦をこう占った。「横綱は復帰したばかりだし、今はジョーのほうが有利かもしれない。試合時間がかかればジョーかな。短期決戦なら横綱。一発の威力は横綱のほうがあると思う」。言葉の端々から曙の勝利に期待を寄せているのは明らかだ。

 

 大森隆男(44)と世界タッグ王者に君臨する秋山は、同大会で潮﨑豪(32)、宮原健斗(25)組と2度目の防衛戦を行う。新世代軍の挑戦を退けた後は、もちろん3冠挑戦も視野に入れている。

 

「チャンピオンカーニバルとかここ一番で負けてるんで、9月の王道トーナメント(9・15後楽園で開幕)では優勝したい。そこで勝てば確実に挑戦者に立候補できると思う」

 

 タイミングとしては、創設者ジャイアント馬場さんの遺志を継承すべく復活させた10月の「ジャイアントシリーズ」、あるいは相談役でもある元子夫人が観戦に訪れる「旗揚げ記念シリーズ」しかない。曙が新王者となれば、その大舞台で元横綱と初の3冠対決を実現させたい意向のようだ。

 

「実際のところ、今は選手より社長の仕事のほうがウエートを占めてる。でも、短時間でも集中して練習はしているし、年齢的にもそっちのほうが効率的でいいと感じている。まったく問題ない」と体調も万全の様子。

 

 世界タッグ王座防衛を弾みにしてトーナメント制覇、そして約3年ぶりの3冠王座へ――社長として全日本を軌道に乗せ始めた秋山が、いよいよリング内でも勝負に出る。