GHC王者・丸藤が森嶋下しV2 虎王3連発で巨体沈める

2014年08月25日 00時00分

森嶋(左)を虎王(二段階式ひざ蹴り)3連発で仕留めた丸藤

 24日のノア・後楽園ホール大会で行われたGHCヘビー級選手権は、王者・丸藤正道(34)が挑戦者・森嶋猛(35)を20分43秒、虎王(二段階式ひざ蹴り)3連発からの片エビ固めで下し、V2に成功。2年5か月ぶりのリベンジを果たした。

「BRAVE」を率いる丸藤と、悪党集団「超危暴軍」のドン・森嶋の一戦は、予想通り軍団挙げての総力戦になった。森嶋には大原、拳王、マイバッハの3人がセコンドに就いたのに対し、石森が負傷欠場中のため丸藤には小峠ただ一人。事実上、“2対4”のハンディ戦を強いられた。

 巧みに試合介入する超危暴軍はやりたい放題。レフェリーのスキを突いて、丸藤に攻撃の手を加える。13分過ぎには西永レフェリーが失神し、一時リング上は無法地帯と化したが、何とか小峠の助けでピンチを逃れることに成功した。

 森嶋の岩石弾を耐え抜いた丸藤は20分過ぎ、一気に勝負に出た。カウンターの虎王が決まると、KO宣言通りに仁王立ちの森嶋に続けざまに2発。身長190センチ、体重130キロの巨体を眠らせた。

「見ての通りきつかった。俺たちは入門したころから一緒。対角線でもいいから、俺たちでノアをトップに持っていければ」と最後まで苦しめた挑戦者をたたえた丸藤。1998年に全日本プロレスに同期入門し、ノアでも切磋琢磨してきた。

 森嶋とのタイトル戦は、2012年3月18日の横浜文体大会以来。王者・森嶋への挑戦が決まっていた杉浦が腰椎椎間板ヘルニアを発症したため、代役での出陣だった。準備もままならないまま10分弱で敗れており、その時の借りをようやく返した。

 試合後には、マイバッハが刺又を首に突きつけ、王座挑戦をアピール。丸藤も「今まで以上のマイバッハを出させて、勝つ」と挑戦を受諾したため、9・23新潟市体育館大会でのV3戦が内定した。「声援はいつもありがたい。それにあまえることなく、突っ走っていきたい」と誓った丸藤が、団体再興に向けて走り続ける。