「INOKI GENOME FIGHT 2」(23日、東京・両国国技館)で石井慧(27)を倒し、第4代IGFチャンピオンシップ王者となったミルコ・クロコップ(39)が、勝利から一夜明けた24日、取材に応じた。

 いつにも増して上機嫌のミルコは、記者の「おめでとうございます」の声に「サンキュー!」と笑顔。IGF総帥・アントニオ猪木氏(71)は前日、大みそかに石井との再戦を含め“強い日本人”と対戦させたいとしたが、「石井でも、藤田(和之=43)とのリマッチでも誰の挑戦でも受けます」と強気に語った。

 一方、石井の「一発のパンチももらってない。すべての面で僕が勝っていた」という発言を聞くと、「俺の周りを逃げ回ってただけだろ。よくそんなこと言えるね」とあきれ顔だった。