ドラディション16日の東京・後楽園ホール大会で、女性グループ「SPEED」元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)の長男・礼夢(16)が聖地初登場を果たした。

 礼夢はこの日、三州ツバ吉(50)とタッグを組んで倉島信行(48)、TAMURA(41)組と対戦。TAMURAに対し、ショットガンドロップキック、倉島にはランニングエルボーと強烈な打撃技を決めていった。

 さらにTAMURAに丸め技を連発し、ブレーンバスターを発射したが3カウントは奪えない。カウンターのラリアートを浴び形勢逆転を許すと逆エビ固めでギブアップ負けを喫した。

 客席には応援に駆け付けた今井議員の姿もあった。本サイトの取材に応じた今井議員は「一歩一歩成長している姿が見れてうれしく思いますし、息子が頑張っている姿を見て私もお仕事を頑張ろうと思いました」と目を細めた。

 後楽園ホールは今井議員が10代のときから何度も足を運んだという、言わずとしれたプロレスの聖地。その舞台で初めて試合をした礼夢に対し「私のほうが緊張しました。怪我はつきものだと思いますけど、母としてしっかり見守って支えていけるように頑張りたいと思いますし、息子もプロレスを楽しんでほしいなと思います」とエールを送っていた。