新日本プロレスの永田裕志(46)は18日、自身がプロデュースする地元凱旋興行(9月7日、千葉・東金アリーナ)で2001年12月以来となる「第3世代タッグ対決」に臨むことを発表。中西学と組み天山広吉、小島聡組と対戦する。

 永田は「僕ら(第3世代)はまだ死んでないし、おおいに生きているということを発信したい」と腕をぶす。だが、復権を目指すのはリング上だけではない。G1で4勝6敗と負け越しに終わったため、家庭内でも肩身の狭い思いをしているのだ。

 今年上半期はGHC王者であり、G1開幕前は妻・智枝子さんの期待も高かった。ところがフタを開ければ苦戦続き。バッドラック・ファレに敗れた7月25日の山形大会後にはついに電話で口論に発展。移動バスの車内で「あんまり勝った負けたで言うから『うっせーんだお前は!』みたいな感じになっちまって…」(永田)。バスには選手に加え、菅林直樹会長も同乗しており、まさかの醜態をさらしてしまった。

 13日に中西と銅像化という奇行特訓に及んだ永田だが、これには精神面の鍛錬に加え「内助の功を忘れてしまっていた自分を反省しなくてはいけない」という罰ゲーム的要素も含まれていた。「ここでヘマこいたら、また家庭不和になっちまうからね」と悔い改めた永田が、東金大会で“一家の主”としての威厳も取り戻す。