棚橋がAJスタイルズに辛勝「G1・3位」の座死守

2014年08月11日 00時00分

 セミファイナルでは棚橋弘至(37)が、IWGPヘビー級王者・AJスタイルズ(36)との日米エース対決を制した。

 あと一歩で決勝進出を逃したリーグ戦2位同士の対戦。AJを場外に叩き出した棚橋は鉄柵越しのボディーアタックを決める。スリングブレイド、ダルマ式ジャーマン、飛龍原爆と大技を次々に炸裂させて追い詰めた。

 ただ、ここからAJもしぶとかった。ハイフライフローを狙ってコーナーに上った棚橋は、雪崩式フランケンシュタイナーで叩き落とされる。エルボーをかわされ、オーバーヘッドキックが脳天を直撃。WWEに入団したプリンス・デヴィットの“置き土産”ブラディサンデーまで駆使されて、マットに突き刺さった。

 それでもトドメのスタイルズクラッシュを回転エビ固めに切り返して逆転の3カウント。事実上の「G1・3位」の勲章を手にするとともに、AJとの対戦成績を2勝1敗としたが、試合後に屈辱にまみれる。

 バレットクラブに襲撃された棚橋はAJのスタイルズクラッシュでKO。さらにジェフ・ジャレットのギターで殴打され無残な姿をさらした。

 棚橋は「決勝には出られなかったけどAJに勝った。G1を通してAJを見てきたけど、もうお手上げです。俺がベストインザワールドだと思っていたけど今、世界中を見てあんな素晴らしいレスラーはいない」とAJに敬意を払いつつも、襲撃への怒りは隠さず。

 さらに「柴田、このままじゃ終わらねえ。どっかで柴田と組んでくれよ。柴田が変わってきてるなら、もう一度確かめたい」とまくし立て、リーグ戦で敗れた柴田勝頼に再戦を要求した。