ファレをボマイェ葬!中邑3年ぶりG1決勝

2014年08月09日 16時00分

中邑(上)は巨漢ファレの後頭部にボマイェ

<新日G1(8日・横浜大会)○中邑vsファレ●>新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は8日、横浜文化体育館大会で公式リーグ戦最終日を迎えた。Aブロックは中邑真輔(34)が首位を並走していた棚橋弘至(37)を最後に逆転し3年ぶりの決勝進出。Bブロックはオカダ・カズチカ(26)がAJスタイルズ(36)とのマッチレースを制し突破を果たした。この結果、優勝決定戦(10日、西武ドーム)はCHAOS同門同士によるドリームマッチが2年ぶりに実現することになった。

 

 7勝2敗で最終日を迎えた中邑は、同じく逆転突破の可能性を保持する3敗勢のIWGPインターコンチネンタル王者・ファレと激突。6月大阪大会でベルトを奪われた因縁の相手に、この日もパワーファイトで押し込まれ苦しんだ。

 

 それでも140キロの巨体を誇るファレを雪崩式ブレーンバスターで投げ捨てるなど、執念で活路を見いだす。最後はスライディング式ボマイェ一閃から、正調式ボマイェでねじ伏せた。

 

 これで中邑は勝ち点16。前日まで首位で並んでいた棚橋には直接対決で敗れた不利があったが、直後の試合で棚橋がまさかの敗戦。土壇場で単独首位へと入れ替わり決勝進出が決まった。

 

 しかも決勝の相手には、Bブロックからオカダが勝ち上がり。CHAOSの同門のため、2012年G1公式戦以来となる、通常シリーズではあり得ない黄金カードが実現した。中邑は「ここまで来たら、やるしかないでしょう。こうなった以上は、オカダ・カズチカ…たぎらしてもらおうじゃないのって感じですね」と後輩に宣戦布告だ。

 

 一昨年の試合で勝利している中邑は、開幕前からオカダに決勝戦の相手として指名を受けていた。あえて返答はしてこなかったものの「俺は勝ち逃げするって言ってたんだけどね。そこまでやりてえやりてえってのは、やぶさかじゃないねえ」と、オカダとの大一番はどこかで想定していた様子だ。

 

 決勝の舞台は11年以来3年ぶり。「自分が強引に作り上げてきたもの、たどり着いたもの。その証明になる」と腕をぶす中邑が、プロレス史上初の西武ドーム頂上決戦に臨む。