オカダG1優勝特典の名誉回復誓う

2014年08月08日 16時00分

権利証の価値を上げるというオカダ

 新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」で2年ぶり2度目のVを目指すオカダ・カズチカ(26)が7日、“身辺整理”を誓った。一昨年に自身が定着させた「翌年1月4日東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦権利証」の再獲得を見据えるオカダは、公式戦で敗れた2人に借りを返した上で、1・4ドーム決戦に向かうつもりだ。

 

 

 8日のリーグ最終戦(横浜、VS鈴木みのる)を残し、オカダは7勝2敗でBブロック首位を並走。同じく勝ち点14で並ぶIWGPヘビー級王者・AJスタイルズとは直接対決で勝利を収めており、最終戦で勝利すれば文句なしで優勝決定戦(10日、西武ドーム)進出が決まる。

 

「有言実行が当たり前」のポリシーを持つオカダだけに、2年ぶりの頂点を信じて疑わない。一昨年のG1制覇後に要求した「翌年1・4ドームでのIWGP挑戦権利証」は、シングル王者以外の選手が優勝した場合の“特典”として定着した。オカダは「もちろんもらいますよ。去年で権利証の価値が下がってしまったので。僕がもう一度価値を上げます」と予告した。

 

 オカダがチクリとけん制したのは、昨年の覇者・内藤哲也だ。昨年下半期に権利証を懸けてNEVER王座に挑戦した内藤を、オカダは暗い気持ちで見ていたという。

 

「NEVERを否定するわけではないけど、わざわざ挑戦者の立場になるなんて、G1の優勝者がやることじゃなかったとは思いますね」。結果論にはなるが、権利証争いはファンの支持を集めきることができず、今年の1・4ドーム決戦でIWGP戦は、インターコンチネンタル戦(中邑―棚橋戦)とのファン投票に敗れ、事実上のセミに降格してしまった。

 

 権利証の名誉回復を狙うオカダには、好都合な状況も整っている。昨年覇者の内藤は公式戦で4敗を喫したが、オカダが今年のG1で不覚をとったのは現時点ではカール・アンダーソンと内藤の2人のみだ。

 

「負けた借りはしっかり返すと。全勝優勝できなかったけど、キレイにしますよ。2人だけなんで。まずは(公式戦で先に負けた)アンダーソンっすね」と、敗れた相手への雪辱も年内に完遂した上で、1・4ドームに向かうという。

 

 そのためにも決勝進出と優勝は必須。G1制覇はあくまで通過点とするレインメーカーが、下半期から逆襲を開始する。