<新日G1>AJがG1外国人初Vへ猛進

2014年08月07日 16時00分

裕二郎(左)の後頭部をコーナーに叩きつけるAJ

<新日本プロレス「G1」高松大会(6日)>新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」高松大会(6日)で、IWGPヘビー級王者・AJスタイルズ(36)が高橋裕二郎(33)を下して7勝目。オカダ・カズチカ(26)とBブロック首位で並走し、完全なマッチレースに持ち込んだ。史上3人目のIWGP・G1の2冠に突き進むAJのモチベーションになっているのは、自身以外の「4人のAJ」。そのイニシャルには特別な思いが刻まれていた――。

 

 

 

 極悪軍「バレットクラブ」の同門にしてNEVER無差別級王者・裕二郎との王者対決。AJはオーバーヘッドキックからブラディサンデーを決め、裕二郎の猛攻をシャットアウト。最後はスタイルズクラッシュで沈めてみせた。

 

 勝ち点を14に伸ばしたAJは、最終公式戦(8日、横浜)を前に、首位タイのオカダとともに3位以下を引き離して2位以上が確定。Bブロックは2人の完全なるマッチレースになった。オカダとの直接対決に敗れている不利はあるが、決勝戦(10日、西武ドーム)進出を信じて横浜決戦に臨む。

 

 IWGP王者としてG1を制すれば、2000年の佐々木健介以来、史上3人目の快挙になる。外国人選手初Vもかかる。それに加えてAJを突き動かす原動力になっているのが、米国・ジョージア州に住む家族の存在だ。

 

「アレン・ジョーンズ」の本名から派生したニックネームをリングネームにするAJだが、実は、このイニシャルには特別なこだわりがある。AJには現在、妻・ウェンディさんとの間に3人の息子がおり、名前はAjay(9)、Avery(7)、Albey(4)。全員のイニシャルを「AJ」で統一しており、右脇腹のタトゥーに3人の生年月日を刻んでいる。これは自らの活躍でAJの名を世界中に広めて将来、子供たちに誇りに思ってほしいという願いが込められている。

 

 さらにAJは「10月には娘が生まれるんだ。名前もAnnyで決まっている」と4人目の“AJ”誕生予定を明かす。「3人の息子も、生まれてくる娘も俺のモチベーションになっている。そして何より、バレットクラブが世界一の軍団だということを証明しなければならない」と、家族と仲間にG1制覇をささげる意気込みだ。

「俺が一番なんだ。G1はタフなシリーズだけど、トップの実力を証明するだけだ」と豪語するAJ。王者の誇りにかけて優勝に向かって突き進む。