現在、プロレスのREINA女子、WNC女子、キックボクシングのKrush女子王座を保持する“格闘3冠王”朱里(25=ボスジム)が30日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社に来社。今夏、REINA女子プロレスに来襲するメキシコCMLLの世界王者に挑戦状を叩きつけた。

 プロレスとキックの両部門で活躍中の朱里だが、本音を言えばもっともっと試合をしたい。当然、11月3日の東京・代々木競技場第二体育館で発進する新生・K―1ワールドリーグへの出撃も虎視眈々と狙い続ける。

 だが、前門の虎はREINA女子の8月大会(8日=埼玉・蕨、10日=新宿フェイス、20日=東京・新木場、30日=東京・後楽園ホール)に来襲するCMLL女子勢との戦いだ。

 今春のメキシコ遠征でも慣れないルチャリブレ流の動きに大いに困惑した朱里だったが、持って生まれた運動神経と適応能力でルチャ対策も万全。日本が誇る3冠王者として、CMLL世界女子王者・マルセラへの挑戦を表明。「ルチャ独特のリズムにのみ込まれないよう注意します。夏が終わるころにはCMLL王座も奪取して“4冠王”になります!」と力強く宣言した。