何者なんだ…。ノア「第8回ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」(18日、新潟・新発田で開幕)に出場する石森太二(31)が14日、謎の男に要注意マークを付けた。

 石森は小峠篤司とのGHCJrタッグ王者組として、2年ぶり2度目の戴冠を目指す。最大のライバルは昨年の決勝で敗れた獣神サンダー・ライガー、タイガーマスクの新日本コンビと目されるが、石森は「いや、それ以上に怖いチームがいる」と告白。その標的とは初出場となるスペル・クレイジー、マット・ストライカー組だという。

「ストライカーという選手は元WWEということ以外、何も情報がない。ましてや彼を呼んだのが、何をするか分からないクレイジー。本当に未知数のチームで、情報量の多いライガー組よりも正直、やりづらい」と石森は眉間にしわを寄せた。

 ノア初参戦となるストライカーはかつてゼロワンに“教師レスラー”として参戦したことがある。プロレス活動がばれて教師を退職し、WWEに入団。ところが、ここでは主に司会や解説者として活躍した変わり種で、ネット検索しても素性はイマイチよく分からない。 また、デスマッチもこなせるクレイジー同様にハードコアのECWに所属したこともあるそうで、見た目こそ紳士だが、邪道臭すら漂っている。

 石森は「クレイジーと同じ“何でもあり系”かも知れない。ハードコアに持ち込まれればどうなるか…。う~ん、分からん」と戦々恐々だ。