船木が世界ヘビー初戴冠 ゼロワンに宣戦布告

2014年07月07日 16時00分

王者・耕平(下)をスリーパーで失神に追い込んだ船木

【W―1 6日・両国大会】W―1の門番を買って出た船木誠勝(45)がゼロワンの佐藤耕平(36)を撃破し、世界ヘビー級王座を初戴冠した。

 

 団体のメンツを保った。武藤以外を戦力外扱いした耕平の討伐に決起した船木は、全身から殺気が充満。体格差に勝る耕平に強引に投げ捨てられても、切れ味鋭いキックと掌打でペースを握らせない。

 

 そして10分過ぎ、浴びせ蹴りを命中させた船木は一気に攻勢に出る。容赦なく側頭部を蹴り飛ばし、必殺のハイブリッドブラスターを一閃だ。

 

 しかし船木はフォールにいかず、大ダメージを負った耕平に羽根折り式顔面締めを決める。それでも音を上げない王者を渾身のスリーパーで絞め続け、失神まで追い込んでレフェリーストップ勝ちを収めた。

 

 戦慄のVで会場を凍りつかせた船木は、昨年3月に陥落した3冠ヘビー級王座以来、1年4か月ぶりのシングル王座奪取。耕平の実力を「彼の向こう側に橋本真也が見えました」と素直に認めながらも「ゼロワンの看板を取りました。次、誰が来るのか。来ないならこっち(W―1)でやります。またベルトの重さと暮らす日々が始まります」と最後まで不気味なほど冷静だった。