「KING OF DDT」制した木高 裏方から両国のメーンへ!

2014年06月30日 16時00分

木高(上)は鮮やかなニードロップを決めてトーナメント初制覇

 DDT29日の後楽園大会で最終日を迎えたトーナメント「KING OF DDT」は、木高イサミ(32=ユニオン)が決勝戦でKUDO(年齢非公表)を撃破し初優勝を決めた。

 

 木高は飯伏幸太を、KUDOは入江茂弘をそれぞれ下して迎えた決勝戦。木高は序盤からKUDOの足へ集中砲火を浴びせて主導権を握る。15分過ぎにKUDOのダイビングダブルニーをかわすと、最後は勇脚・斬(ランニング式トラースキック)で3カウントを奪ってみせた。

 

 トーナメント参加全16選手の頂点に立った木高は、年間最大イベントとなる8月17日両国国技館大会のメーンでKO―D無差別級王座への挑戦権を獲得。7月20日に行われる同王者HARASHIMAと挑戦者ケニー・オメガの勝者と激突することが決定した。

 

 両国のメーンは憧れの舞台だった。DDTが初進出を果たした2009年の大会では、試合が組まれず来場者への無料DVD配布係を務めていた。翌年もパンフレット販売業と、ビッグマッチではリングに上がれず裏方に回る日々が続いた。「悔しい半面、いつかは絶対立ってやろう、やってやろうと思ってました」(木高)。宮本裕向とのタッグチーム「ヤンキー二丁拳銃」のブレークを経て、この日ついにシングルプレーヤーとして大きな勲章を得た。

 

「これが頂点だと思ってないので。あと1回です」。両国でのベルト奪取で、雑草男が「成り上がり」を完遂させる。