大森無念…たった22時間の5冠王

2014年06月30日 20時00分

諏訪魔(右)に敗れ3冠王座を失った大森

【全日本29日・札幌大会 3冠ヘビー級選手権】前夜に史上6人目の5冠王となった大森隆男(44)はわずか“22時間天下”で終わった。

 

 大森は序盤から、挑戦者・諏訪魔(37)の首に狙いを定め、エプロンで危険な脳天杭打ちを発射。さらにイスでも首を殴りつけ、諏訪魔を悶絶させた。しかし、かえって諏訪魔の闘志に火をつけた。ターンバックルへの投げっぱなしジャーマンで後頭部を痛打させられ、決死のトペ・スイシーダも被弾した。大森も意地を見せ、雪崩式岩石落としなどで必死に抵抗したが、最後は回避し続けたラスト弾に力尽きた。

 

 前夜は秋山との同期コンビで世界タッグ王座を奪取。しかし喜びに浸れる時間は長くはなかった。深刻なダメージを負った大森は試合後、セコンドを務めた秋山にサポートされながら無言で会場を後にした。チャンピオン・カーニバル初優勝に始まった快進撃はついに止まってしまうのか…。