IGFの番人・将軍岡本(30=元十両霧の若)が8日、都内で婚約者の田中敦子さん(36)と結婚披露宴を行った。

 披露宴には大相撲陸奥部屋時代の師匠・陸奥親方(元大関霧島)をはじめ、旭天鵬ら数多くの角界関係者、IGF総帥のアントニオ猪木氏、サイモン・ケリー猪木取締役、鈴木秀樹、クラッシャー川口、ワン・ビンらプロレス関係者が出席し将軍の門出を祝った。

 この日は恒例の「1・2・3・ダーッ!」を封印してあいさつした猪木氏は「女房を(何度も)替えているオレに結婚のアドバイスなんかできない。まあ女房をたくさん欲しければイスラム教に改宗しなさい。ムッフフ」と笑いつつ「迷わず行けよ、行けば子供ができるさ!」と祝福した。

 4月5日の両国大会以来、大会がないIGFだが、猪木氏の口から7月後半にIGF初となる東北地方8連戦計画が明かされた。7月13日の福岡国際センター大会を皮切りに、東北巡業、8月中旬の両国大会、8月30~31日は北朝鮮大会と、まさに子作りのヒマもないほどの未曽有の大会ラッシュに突入。猪木氏からは「将軍よ、腹をくくってやれ!」と強烈メッセージが贈られた。

 生涯の伴侶を得た将軍は「大爆発したい。IGF王者である石井(慧)の首を狙いに行く。プロレス界の将軍になる」と誓いを新たにした。