大日本 宮本がストロング王者破る大波乱

2014年05月22日 16時00分

宮本(上)が必殺の卍コブラで現ストロング王者・石川を撃破

 大日本プロレスのシングルリーグ戦「一騎当千」が21日、東京・新宿フェイスで開幕。

 

 元デスマッチ王者のヤンキー戦士・宮本裕向(31)が、いきなりBJW認定世界ストロングヘビー級王者の石川晋也(29)を撃破する波乱を起こした。

 

 Aブロックから出場の宮本はリーグ戦初戦で現王者・石川と激突。持ち慣れた蛍光灯などの凶器を手にすることなく“正統派スタイル”で真っ向勝負を繰り広げ、卍コブラでレフェリーストップ勝ちを収めた。

 

 今年のリーグ戦はアンチ・デスマッチのストロングBJ勢が主体。各ブロックに1枠ずつデスマッチ選手枠が設けられ、宮本が自ら名乗りを上げた。

 

 宮本は「俺が本当のデスマッチからの刺客。2~3年前ぐらいにストロングBJができて、いい若手が増えてデスマッチの方が押されてきてる。デスマッチをやってるけど、俺だって(優勝を)狙える。普段、お互いに交わらないけど(敵は)ストロングだけじゃない。この人は違うと分からせる」と豪語した。

 

 宮本は第24代デスマッチヘビー級王座にも君臨し、約1年半の長期政権を築いた。デスマッチがすっかり板についたが、通常のプロレスにも適応できる“万能ファイター”であることを証明することが今回の目的だ。

 

 石川を下したことで、ストロング王座初挑戦にも近づいた。「デスマッチ以上に魅力あるベルトになってる。挑戦したい。それを目標の一つとしてる」と宮本も意欲十分だ。

 

 大日本が誇るデスマッチとBJの両至宝を戴冠した者は皆無。宮本が快挙達成へ突き進む。