棚橋背水…洋央紀、柴田組に負けたらタッグ戦線撤退

2014年05月21日 16時00分

5・3決戦でも棚橋は桑名工コンビと視殺戦を展開した。左から柴田、後藤、真壁、棚橋

 新日本プロレス25日の横浜アリーナ大会で真壁刀義(41)と組み後藤洋央紀(34)、柴田勝頼(34)組と激突する棚橋弘至(37)が20日、必勝の十字架を背負った。IWGPタッグ王座挑戦権をかけた一戦に臨む棚橋だが、三重・桑名工同級生コンビへの酷評は相変わらず。2人の後塵を拝するようであれば、タッグ戦線からの撤退と、真壁とのコンビ解消も辞さない覚悟だ。

 

 IWGPタッグ王座(現王者はカール・アンダーソン、ドク・ギャローズ組)への参入を表明した棚橋組は、桑名工コンビと真っ向から対立。横浜決戦で挑戦権争奪戦に臨む。

 

 外敵として乗り込んできたはずの柴田と本隊に属する後藤の共闘について、棚橋はこれまで否定的なスタンスを貫いてきた。5・3博多決戦のリング上でも柴田から宣戦布告を受けたが「後藤との温度差も感じたし(マイクの)声も小さいし…。友情とか青春とか、どこにも響かない。弱点だらけじゃないですかね」と拒絶反応は変わらない。

 

 とりわけ柴田との関係はこじれる一方だ。リング上で白黒つければノーサイド…の展開を望むべくもない。それどころか棚橋は「眼中にないですよ。これからタッグに本格参入しようというのに、柴田、後藤に負けるくらいならば、今後も盛り上げられるハズもない」。最低評価を与える2人に敗れた場合は、結成したばかりの真壁とのコンビも解消し、タッグ戦線から撤退することまで示唆した。

 

 桑名工コンビへの反発心から生まれた不退転の覚悟ではあるものの、裏を返せば自信の表れでもある。4・19後楽園大会では、真壁とのコンビでノンタイトル戦ながら王者組を撃破。真壁のキングコングニーから棚橋のハイフライフローにつなげる「キングコングフロー」を必勝パターンとして確立しているが、技の順番を逆にした「ハイフライニー」も存在するという。

 

「タッグ戦線から全方位的に盛り上げますよ。それがエースの宿命っスから」と豪語した棚橋。ここ数年、新日プロをリードしてきた誇りにかけても、プロレス観を異にする柴田との大一番で負けるわけにはいかない。