永田 ノアの「ラストエンペラー」襲名予告

2014年05月20日 16時00分

有明決戦で丸藤の挑戦を受ける永田

 ノアの有明コロシアム大会(7月5日)で丸藤正道(34)とのV5戦に臨むGHCヘビー級王者・永田裕志(46=新日本プロレス)が、方舟のラストエンペラー襲名を予告した。同戦に「レスラー人生をかける」という丸藤に対し、永田は今後の挑戦者全員に同条件を背負わせるプランを披露。丸藤が前言を撤回しない場合は容赦なく方舟を沈没させるつもりだ。

 

 

 ミスターIWGP転じて“ミスター外弁慶”としてノアマットで異様な強さを発揮する永田は、有明決戦で丸藤の挑戦を受ける。

 

“方舟最後の砦”と目される丸藤は「レスラー人生をかける」と、敗れた場合の引退、もしくは退団を示唆している。

 

 しかし永田は挑戦者の不退転の覚悟を「たかだか15年の選手生命をかけられたって誰も喜びゃしないね、へっへへ」とあざ笑う。ましてやノアはカリスマと言われたKENTAの退団直後だ。

 

「KENTAもいなくなって、俺に負けたくらいでオメーまでいなくなっちまったら、ノアなくなっちゃうだろ」と、副社長としてのリスクマネジメント欠如を糾弾。永田は丸藤に過去2戦2勝を誇り、ノア主力勢にも王座戦で完勝続き。考え直した方が自身、そして団体のためと主張した。

 

 それでも丸藤がリスクを背負い続けるというのであれば、永田も外敵王者として責任を全うするしかない。「どうしてもっていうなら、次から2回り目になるであろう挑戦者たちにも、みんな同じ条件を背負ってもらうか。どんどん防衛して、みんな辞めさせて、いっそ団体なくしちまうか」

 

 新日プロ所属にもかかわらず、ずうずうしく「ノアの救世主」を名乗ってきた永田だが、勝手に自滅のような形で沈んでいく運命にまで逆らう気は毛頭ない。いっそ方舟の“ラストエンペラー”として、そのかじを団体壊滅の方向にシフトチェンジするという。

 

「前哨戦もあるし、時間はあるから考え直すチャンスはやるよ」と、どこまでも高飛車なミスター。逆に、丸藤を引くに引けない状況に追い込む陽動作戦にも見える。

 

 ともあれ、外敵王者が精神的優位に立っていることは間違いない。