<ノア17日・後楽園大会>GHCヘビー級王者の永田裕志(46)がモハメド・ヨネ(38)を一蹴してV4に成功。7・5有明コロシアム大会でノア最後のとりで・丸藤正道(34)の挑戦を受けることになった。

 永田はエプロンからのキン肉弾で意識を失いかけるが、20分過ぎに白目式腕固めでペースを奪い返すと、25分過ぎにバックドロップ連打。最後は顔面へのヒザからバックドロップホールドでV4を決めた。試合後には後方に丸藤が立っていることに気付かず、恒例のナガダンスを披露。終わった直後にバッタリ顔がハチ合わせになる絶妙の間合いも醸し出した。「レスラー人生をかけてお前に挑戦したい」という丸藤の言葉に対し、ミスターは「人生をかけるとか軽々しく言わないほうがいい。ノアはまだまだ俺を必要としている。お前らの壁になり続けるゼァ」と断言。ノアの本丸陥落に自信満々だった。