“変態王”佐藤が世界ジュニア王座取って諏訪魔に下克上誓う

2014年05月11日 16時00分

諏訪魔(上)にいつもイジられている佐藤

 全日本プロレスに参戦中の変態王・佐藤光留(33=パンクラスMISSION)が、チーム内の下克上を狙い、世界ジュニアヘビー級王座奪取を誓った。16日の後楽園ホール大会で同王者のウルティモ・ドラゴン、一匹狼の青木篤志との3WAY戦での次期挑戦者査定マッチに臨む佐藤は「複数プレーは得意。2人の関節を決められるものもある」。例えは下品ながら、王者とライバルを同時にギブアップさせる関節技を用意している。

 

 どちらに勝っても、挑戦権を得られるのは確実。王座奪取に燃えるのは、自身の出世だけが理由ではない。暴君こと世界タッグ王者の諏訪魔、ジョー・ドーリングを中心とするユニット「エボリューション」の“秩序”を正す目的がある。佐藤は「キャリアはボクが一番上。年齢的なものと生まれ持った威圧感で下になってるけど、世界ジュニアを取ったら指揮も執るし、諏訪魔さんのいないところでは『諏訪魔君』と呼ぶ。あるべき姿に戻す」。

 

 マット界は入門やデビューが一日でも早ければ先輩となる絶対的な体育会系。だが、エ軍のかじ取り役は2000年デビューの佐藤ではなく、ともに04年デビューでヘビー級の諏訪魔とドーリング。その後輩2人が個人戦のチャンピオン・カーニバルでV逸し、佐藤は「チームのピンチはボクのチャンス。シングルのベルトを持ってれば、2メートル級の2人のみこしに担いでもらえる」。シングルでの実績を盾に、命知らずな逆転を狙う。