女子プロレスラーのSareee(24)が、米WWE挑戦を控えた心境を語った。

 19日は初代タイガーマスク(63=佐山聡)から受け継いだチャリティー活動の一環として、神奈川・藤沢市内にある「一般社団法人レスキュードアニマルネットワーク」を訪問。ペットシート、除菌剤などの支援物資を贈呈した。大の動物好きとして知られるSareeeは「自宅に犬と猫を飼っていて、渡米ギリギリになったがチャリティー活動をさせていただけることをうれしく思います。渡米後も続けていきたい」と語った。

 17日には自身のツイッターで最終手続きが終了次第、渡米することが決まったと発表。新型コロナウイルス禍の影響で昨年から延期になっていたWWE行きがいよいよ実現する。「急だったのでビックリしましたけど、あとはやるしかないと思ってます。自分だったら大丈夫かなって」と目を輝かせた。

 さらに「延期期間中も自分の中ではマイナスをプラスに変えられたので、楽しみでワクワクしている。世志琥とのタッグだったり、チャリティーを受け継いだりいろいろなことを経験でき、何一つ無駄じゃなかった。この経験があったから自信を持って世界に羽ばたける」と胸を張った。

 3月31日には25歳の誕生日を迎える。かつての全日本女子プロレスで「25歳定年制」とされた年齢だ。それでも「そういう年齢だけど、再デビューできるという気持ちで期待しかない。魂を爆発させたい」

 米国生活のために料理の腕も磨いた。師匠でもある伊藤薫(49)からだし巻き卵、しょうが焼きを伝授され、レパートリーも増えた。「日本人女子初のレッスルマニアのメイン」という目標に向け、世界の舞台へと羽ばたく。