王座陥落オカダ「トロントのコピペ王」を断罪

2014年05月07日 16時00分

棚橋(奥)へドロップキックを見舞うオカダ

 新日本プロレスの“レインメーカー”オカダ・カズチカ(26)が6日、米国ニューヨーク大会で実施されるIWGPヘビー級選手権(現地時間17日、王者AJスタイルズVS挑戦者マイケル・エルギン)に爆弾を投下した。「トロントのコピペ王」の異名を持つエルギンが使用するレインメーカーを断罪したオカダはAJの防衛を確信。一方で現王者への雪辱には並々ならぬ執着心を抱いており、万が一の王座移動の場合も、AJをV1戦の相手に指名する青写真を明かした。

 

 オカダは3日福岡大会でAJに敗れ王座陥落。即座のリマッチ要求が認められ、5月25日の横浜アリーナ大会での早期挑戦が決定した。

 

 同大会でオカダはニューヨークIWGP戦の勝者と対戦。命運を占う一戦の挑戦者・エルギンは日本では全くの無名と言っていい選手だが、一部では「トロントのコピペ王」と恐れられる逸材。

 

 後藤洋央紀の昇天・改や牛殺し、大谷晋二郎のスパイラルボムまで、有名日本人選手の各種得意技を節度もへったくれもなく使いこなし、ついにはオカダの代名詞・レインメーカーまでレパートリーに加えている。これまで同技をパクるのは松山勘十郎(元大阪プロレス)ら、オカダとは今後も関わりのなさそうな存在に限られていた。

 

 エルギンの方が同技を先に使用していたという可能性もゼロではないが、オカダは「間違いなく僕がオリジナル」と断言。おのずと米国決戦の勝敗も読めたか「まあ使う分には自由に使っていいっすけど…。それじゃAJにはかなわないっすね、絶対。僕も気持ち的にはもうAJ一本っすから」と、会ったことも見たこともないコピペ王をコキ下ろしつつ、王者圧倒的有利の予想を立てた。

 

 そもそもオカダとしては、AJに福岡決戦の借りを返せないと、わざわざ早期リマッチを要求した意味がない。王者防衛を確信しつつも「万が一、目の前にレインメーカー使う人が出てきたらタダじゃすまさない。本物を教えてやりますよ。ただその場合は初防衛戦の相手にAJを指名します。どのみちAJには借りを返さないと」と、米国決戦の結果にかかわらず“復讐鬼”と化すつもりだ。

 

 この日の名古屋大会では6人タッグに出場。棚橋弘至に打点の高いドロップキックを放ち、完全復調をアピールした。