潮崎リハビリ中に左腕強化! 復帰の時は豪腕左右打ち

2014年04月29日 18時00分

リングを降りる際、骨折した手がロープに触れ顔をしかめる潮崎

 右手親指の骨折で長期欠場する全日本プロレスの潮崎豪(32)が28日、「大どんでん返し」で左の豪腕に磨きをかけることを予告した。

 潮崎は23日のチャンピオン・カーニバル公式戦(VSゼウス)で「右母指中手骨骨折」。

 Bブロック単独首位から一転、無念の途中リタイアとなり、欠場した26日の名古屋、翌27日の大阪大会で欠場をファンに直接謝罪した。

 今後は折れた骨をボルトで固定する手術を受け、接合するまでに3か月を要する。その間、右手でダンベルを握ることはできず、豪腕に磨きをかけることはできない。だが、時間をムダにするつもりはなかった。

 潮崎は「豪腕のこだわりは右。復帰した時に、右がどれだけ回復したかを見せたい」とポリシーを強調しつつも「今は右が使えない。でも左はトレーニングできるんで。できることはやる。左だけこんなに(太く)なるかもしれない」と言い切った。

 強烈無比なラリアートや重爆チョップを繰り出す右腕を再強化することが最優先。

 とはいえ、右腕が機能しない今、これを好機と捉えて全身の他の部位を進化させようというわけだ。

 少年野球時代は右投げ、右打ちで、左手を使うのは歯磨きする時ぐらい。しかし左右の豪腕を使いこなす“両刀遣い”になれれば、戦いの幅が広がることは間違いない。

 負傷は試合中のアクシデントでも「悔しい。情けない」と自分を戒める潮崎は、一日も早く復帰する構え。

 骨が接合しても欠場期間を長引かせるボルトの除去手術は受けないつもりだ。

「大丈夫でしょ。アゴをやった時も食事してる時にポロッと(口から)出てきたし」

 練習の虫だった元師匠・小橋建太よろしく、潮崎は名古屋、大阪の両大会前も痛みをこらえながら会場をランニングするなど、最大限のメニューをこなした。自滅の屈辱を乗り越え、ビッグになってリングへ帰ってくる。