柴田が棚橋に先制の断罪エルボー

2014年04月25日 16時00分

棚橋(左)に入魂のエルボーを叩き込む柴田

 新日本プロレス24日の大阪大会で、柴田勝頼(34)が棚橋弘至(37)を断罪した。後藤洋央紀(34)との三重・桑名工業高校同級生コンビを不要と切り捨てられた柴田は、棚橋に反論。「だったら試合でぶつけ合おう」と宣戦布告し、本格抗争は不可避となった。

 

 柴田はこの日、後藤と組んで棚橋、キャプテン・ニュージャパン組と対戦した。序盤から棚橋と激しいエルボー合戦を繰り広げた後、コブラツイストで捕獲。後藤がキャプテンを沈めた後も、執拗に場外で棚橋に鬼気迫る攻撃を加えた。

 

 負けられない試合だった。開幕戦(19日、後楽園)で真壁刀義とのコンビを発進させた棚橋からは、IWGPタッグ戦線でライバルとなる後藤とのタッグを「組んでる理由が分からない」「今のままなら不要」と糾弾されていた。

 

 これは一昨年8月に新日プロ再参戦時に「ケンカ売りに来ました」とタンカを切ったフリーの柴田が、本隊の後藤と共闘する矛盾を指摘したものとみられる。だが柴田はこれに反論。「今言われてもね。当時(ケンカを)買ったの井上(亘=引退)と真壁しかいなかったじゃん。後出しじゃんけんはズルイな。そういうのを屁理屈って言うんだ」と吐き捨てた。

 

 後藤とのタッグは今年1月4日東京ドーム大会で激闘を繰り広げたことで通じ合うものがあったからで、新日プロそのものと密になったわけではない。「意識は変わってない。むしろ試合すればするほどなじめない。なじむつもりもないけど」という柴田は「口げんかじゃ勝てない。だったら試合でぶつけ合おうよ」と、リング上での決着を訴えた。

 

「タッグが気に入らないならタッグでやればいいし、そんな個人的に気に入らないならいくらでもシングルやってやる」と言い切った柴田。互いに相いれないプロレス観を持つ両雄の抗争開戦は、もはや避けて通れないものとなった。