永田GHC王座V3!プロレス大賞MVPを“先行予約”

2014年04月21日 16時00分

V3を達成後、さっそくヨネ(左)から挑戦表明された永田

 ミスターがMVPに先行予約を入れた。ノア20日の名古屋大会で行われたGHCヘビー級選手権は王者・永田裕志(45=新日本プロレス)がマイバッハ谷口(37)を退けて3度目の防衛に成功。試合後にはモハメド・ヨネ(38)が名乗りを上げ、5・17後楽園大会でのV4戦が確実となった。勝てば王者のまま7・5有明コロシアム大会に乗り込む永田は、ノアとの防衛戦終結を宣言。有明大会は新日本から挑戦者を選択し、悲願の本社制定プロレス大賞のMVP獲得の日まで防衛を重ねるという。

 

 15日の調印式では青義の毒霧噴射で挑戦者に先制打を放ったミスターだったが、セコンドなしの丸腰状態で超危暴軍が待つリングへ出陣したのはいささか無謀だった。案の定、開始5分には場外のジュラルミンケース攻撃で額から大流血。端正なマスクは血で染まり防戦一方となる。

 

 その後も谷口のかみつき、パンチで流血は止まらない。しかし15分過ぎに場内の大ナガタコールを背に受けると、白目式腕固めで反撃開始。鮮血の中に白目がクッキリと異様な光景だ。さらには必殺のバックドロップから延髄斬り連打。最後はこの日3度目のバックドロップで谷口を葬った。

 

「血の雨が降って地固まったんじゃねえの? こりゃいまひとつか…。まあ、誰でもいいからかかってこい!」と、リング上で自ら妙なツッコミを入れた直後に現れたのが一昨年(11月、大阪)のグローバルリーグ戦で敗北を喫しているヨネだ。

 

 次期挑戦者に名乗りを上げたヨネに対しミスターは「勝ち逃げしてればいいものを…。飛んで火に入る夏に虫だ」と独特の表現で快諾。5・17後楽園大会でのV4戦が確実となった。

 

 今のミスターの勢いならば、ヨネに足をすくわれる可能性は低い。となると今夏のビッグマッチ7・5有明コロシアム大会は王者としてメーンを飾ることになる。

 

「その場合は相手がいないから新日本から選ぶしかないな」と断言。その後はかねて公言している通りホームの新日マットに戦場を移し、いまだ受賞していないプロレス大賞MVP獲得の日まで防衛を重ねるという。あと4日で46歳の誕生日を迎えるとは思えない精力的な活躍ぶりだ。

 

「アンチエイジングを掲げているからには、後半に失速するわけにはいかない。俺はノアのリングからあらゆる世代にメッセージを放ってるんだゼァ」と包帯姿も痛々しく敬礼ポーズで締めくくった永田。緑色のマットは本当に青く染まってしまった。