<新日本・後楽園ホール大会(19日)>5・3福岡決戦でAJスタイルズとのV9戦を控えるIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカはタマ・トンガを一蹴し格の違いを見せつけた。

 AJ属する極悪外国人軍「バレットクラブ」のタマとの一騎打ちはこの日のセミで行われた。いつものように怪奇ないでたちで登場したタマ。オカダは開始からいきなり奇襲を受けたが、レベルの違いで主導権を握らせず。最後はドロップキックから、必殺のレインメーカーを炸裂。タマをリング上で1回転させて3カウントを奪った。

 AJは今シリーズは福岡決戦のみの参戦で前哨戦はない。一発勝負となるが、それでもオカダは姿なき挑戦者に向けて「キッチリとオカダ戦に備えて休んでおいてくれ。楽なシリーズになりそうですよ」と余裕の表情だった。